草をふむおと。

草と水とワンコが好きな人が書く日々の日記的な何か。

今日も今日とて

f:id:amenokaeru:20120308023701j:plain

 

さて、今日の3時か4時くらいに世界が終末を迎えるそうですが、

この週末世間は3連休でかつクリスマスという名のサードインパクトが来るそうなので、

1人身の同志たちにとっては世界の終末かもしれませんヽ(TωT)ノ

 

じんぐるべーるじんぐるべーると悪魔が囁いておりますヾ(;゚□゚)ノギャアアーー!!

中国で開発されたらしい終末用避難シェルターに避難しようかな!←

 

さて、今日も今日とて人生は続きます(`・ω・´)生きるべ

 

最近コレといった新着水草も少なく、ちょこちょこ入荷される変草や、ブセの新着に目を通しているとき思うこと

 

ブセファランドラも浸透してきたなー、と

 

初めてブセが入ってきたのは公に紹介されるずいぶん前、2005年前後くらいから入ってきていたそうで、その当時はブセなんて見向きもされず、あまり着目されなかったそうな

同じように最近注目されているアグラオネマやピプトスパサ、ラゲナンドラなんかの水上変草たちも、ごく一部のマニアの間でちやほやされていたくらいで、

ニューラージパールグラスが5㎝くらい1本で600円くらいしてたころに、アクアプランツで紹介され、各雑誌にも取り上げられ、ぐわーっと人気が伸びてきて…

 

以前から現地採集をしたり、学者さんたちのお小遣い稼ぎに合わさって各ファームのおっちゃんたちも川に取りに行くようになったり、日本の卸の依頼でどんどこ入荷をするようになり、

今となっては知らない人もいないくらいその名が認識されましたね

 

 

ちなみにブセファランドラと言う人と、ブケファランドラと言う人がいますが、

あれは学名をどう読むかで発音が異なるだけなので、どっちでも正解です

個人的にはブケファランドラと言いたいのですが、ブセのほうが浸透しすぎていてそちらを使うようにしております。

オトシンクルスもオトキンクルスと読めたりするように、「C」をどう読むかで発音が異なるということですね

学名はもともとラテン語で、それを英語読みするのかラテン語読みするのかという違いです

流通名にはどちらの読み方も区別されずに表記されているので、もはや訂正しようがないというか、頭の片隅に置いておく程度で良いと思いますが(・ω・`)

どっちつかずのカオスな状況は好きではないので、ラテン語読みならそればっかりのほうがしっくりくるんですけどね(`・ω・´)でもジャポニカをヤポニカと呼ぶのはちょっと抵抗w

 

f:id:amenokaeru:20120301232952j:plain

話を戻しまして、

ひそかなブームから主流になってくるにあたって市場にあふれるほどのブセが輸入されてきたわけですが、基本的にブセはsp.ばっかりなので、種類がわからないということになっております。学名がはっきり付けられているのはBuc.モトレアナくらいでしょうか。

見た目での種類の判別が難しいモノが多く、産地名をsp.の後に着ける場合が多いのですが、その産地名も不明で見た目の色や形から名前をつけたり、タイプAやBとよくわからないものをそのまま流したりと、

これがまたみんなを困惑させる原因にもなっていたりで、、これだけ広がってしまった以上収集が難しく、同じものでも違う名前で売られていたり、それを違うとも、同じともいえないあたりが手の着けようがないsp.の性なのでしょうか

 

しっかりしたロケーションがついていた初期に紹介されたものならまだしも、見た目だけで名前が決められてしまっている●●リーフとか●●グリーンとか、姫路の某問屋さんが大量に輩出した英語シリーズに関してや、熊本の水草問屋さんが出されたメラウィの詳細ロケーションシリーズとかも、どうしようもない部類ですね

 

個人的意見としては、現地で雑草的に茂っている草ですが、ワイルド株ばかりを採っては売ってをするんじゃなく、採って産地を記録して育成して環境の変化などで詳細を掴んでからリリースしてほしいもので、決して安い草ではないだけに、もう少し自然のことだとか、受け取り手のことを考えて流してほしいものです

 

あとはもっとリーズナブルにみんなが楽しめるような草であってほしいですね

そんなに成長の早いグループではないのでそんなに安くはならないと思いますが、

レイアウトに使えるくらいのちょっと高めで手に取れるほどほど価格がいいいですネ

実際育成してわかるようにとても丈夫で綺麗な草ですし、それほどクリプトみたいにドロっと溶けたりしない草ですし、何より日本の小型水槽事情にはうってつけの大きさっていうのもいいところですね。

 

f:id:amenokaeru:20120319021248j:plain

良い草でも人気が出なかったり、需要が無いとあっという間に消えてしまう

ちょっと寂しいところも水草の渋みというか、そんな気がします

でも出会った水草が、綺麗だなとニヤついた水草が、過去になってしまうのは

なんつーか、ちょっとばかし切ない気持になりますね

ブセの知れば知るほどよくわからなく、収集のつかない状況が続くといつかのホシクサみたいに、消えていってしまうから、そうならないように、きっちり扱っていきたいものです。ヾ(´ー`)ノ